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(1) LTspiceのインストール その1

(1) LTspiceのインストール その1

このページは「門外漢向けの回路設計入門」ということで、電気、電子回路は専門外だが、アナログ電子(電気)回路の設計をやらざるを得なくなった、というような方を対象にしています。
アマチュアの方で、アナログ電子(電気)回路の勉強をしようとしたが、市販の教科書を読んで挫折した、というような人でもついてこれるよう、できるだけ易しく解説していこうと思います。
また、番外編として当社のiPhone/iPad用計測アプリe-scope 3in1 の活用方法なども紹介していきます。


できるだけ簡単に解説した入門講座とはいえ、文章を読むだけではすぐに退屈してしまいます。
本当は現物の回路を組んで実験していくのがいいのですが、測定器をそろえたり半田付けをしたりするのも大変です。
そこで、代わりに回路シミュレータを使います。
回路シミュレータを使うことで実験と同じように動作を確認していくことができるだけでなく、実験では不可能な内部の電流波形の観測などもできてしまいます。
現在、回路シミュレータと呼ばれるものは非常にたくさんあるのですが、製品版は非常に高価ですし、評価版は解析できる回路規模に制約のあるものがほとんどです。
その中で、無料であるにも関わらず、解析できる回路規模に制約の無いものとしてLTspiceがあります。
これはリニアテクノロジー社が配布しているもので、同社のホームページからダウンロードすることができます。

それではさっそく、LTspiceをインストールしてみましょう。Windows PCを使っていることを前提にしています。
同社のデザイン・シミュレーションのページに行き、「ダウンロード! LTspice IV」をクリックします。
すると、「Register for a MyLinear account」または「No thanks,just download the software」とポップアップウインドウで聞いてくるので、ここでは、後者の「ダウンロードだけ」を選択してください。そこで「LTspiceIV.exe」を適当なフォルダにダウンロードします。
次に、ダウンロードしたLTspiceIV.exeをダブルクリックして実行します。
Windows8の場合は「WindowsがPCを保護しました」というダイアログが出ることがありますが、そのダイアログの中の詳細をクリックして実行してください。
するとお約束のライセンスに関する説明が表示されるので、(よく読んで)Acceptボタンを押します。
次にインストールするフォルダを聞いてきますが、WindowsXP以外の人は、Program Files の下にインストールすると、後々のアップデートが面倒になるので、Program Files の文字を削除して別のディレクトリに書き換え、Install Nowのボタンを押します。
UACに関する確認画面が表示されることがありますが、ここはOKボタンを押してください。
UAC
その後インストールが始まりファイルがインストールフォルダにコピーされます。
ウイルス対策ソフトによっては、ファイルのコピーが途中で止まってしまい、インストールに失敗することがあるようです。
そのような状況でインストールできない場合は、一時的にウイルス対策ソフトを終了させればよいのですが、一時的にせよ無防備な状態ができてしまうのは望ましくありません。
ウイルスバスターの場合はリアルタイム監視をフォルダを指定して除外することができます。
もし、インストールがうまくいかない場合はこの方法を試してみてください。
監視除外
上図の場合は、C:\LTC にLTspiceをインストールする前提であらかじめフォルダを作り、監視対象外に指定した例です。
インストールが終了した後は、監視対象外の指定をやめてもLTspiceのアップデートは正常に行うことができました。

インストールが無事に終了するとLTspiceが自動的に実行され、LTspiceの実行ウインドウが現れます。

LTspice1

 

2013年の11月からApple社のMAC用のLTspiceが公開されています。
Windows版と同様、リニアテクノロジー社のホームページからダウンロードできます。
http://www.linear-tech.co.jp/designtools/software/
スクリーンショット 2013-12-04 11.03.33
ダウンロード終了後、LTspiceIV.dmgファイルをダブルクリックするとデスクトップにインストール用のドライブが作られます。
そのドライブを開くと次のような画面が表示されるので、LTspiceをApplicationフォルダにドラッグしてください。
スクリーンショット 2013-12-04 11.06.07
これでインストール終了し、LauchpadかドックからLTspiceが実行できるようになります。

MAC版のLTspiceは下図のように非常にすっきりした画面で、マウス右クリックでメニューを開いての操作が基本になります。
スクリーンショット 2013-12-04 11.30.44
Windows版とは微妙に(かなり?)操作性が違いますが、以後の解説は基本的にはWindows版を元にしたものになります。

この続きは、LTspiceのインストール その2 で。

 

 

 

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