現在appストアで公開中のe-Recorderの使い方です。
e-Recorder は多機能と使いやすさの両立を目指したボイスレコーダーです。
iPhone標準アプリのボイスメモと比べ、次のような特徴があります。
- Bluetooth ヘッドセットをワイヤレスマイクのように使用可能
- 自動録音レベルコントロール機能搭載
- 録音データはチャプター分割による編集が可能
- 再生速度の変更(0.5〜2.5倍速)が可能
- 設定時間で自動録音停止(初期値は3分)
バックグラウンド録音にも対応しているので、Bluetoothヘッドセットや、マイク付きBluetoothスピーカーをワイヤレスマイクとして使用することで、録音中のメモや資料閲覧が気軽にできます。
ALC機能により、会議中の録音では、遠くの人も近くの人も、聞きやすい音量で録音できます。
録音データにチャプターを記録し、奇数チャプター、偶数チャプターのみの再生や、それぞれを抜き出したコピーを作ることができます。
最初にアプリを立ち上げた時はマイクへのアクセス許可を求めるメッセージが出ますので、[OK]ボタンを押してください。
すると、次のような画面になります。
「録音音量調整スライダー」は入力音声レベルが小さいとき、大きな音で録音するためのもので、一番左端が標準値で、右に動かすと録音音量が大きくなります。
その右のスイッチが、ALC(自動録音レベルコントロール)スイッチです。
このスイッチをオンにすると、入力音声レベルに合わせて、自動的にボリューム調整して録音します。
その上にあるのが、音声レベル表示を表示するレベルメーターです。
録音ボタンを押すと、録音を開始します。
ファイル名は日付と時間を組み合わせたものが自動的につきますが、後で変更することができます。
録音中にアプリを終了しても、バックグラウンドで録音は継続します。
他のアプリを起動しても録音継続しますが、電話がかかって来た時は録音を終了しますので、必要に応じて再度録音ボタンを押してください。
録音は3分後に自動停止します。
なお、オプション(100円)を購入すると、自動録音停止時間を自由に設定できるようになります。
基本は内蔵マイクを使用しますが、ペアリング済みのBluetooth ヘッドセットが接続されいる場合は、自動的にヘッドセットのマイクが選択されます。(Bluetooth ヘッドセットのマイクは電話並みの音質ですが、機種によってもかなり差があります)
録音中は次のような画面になります。
「チャプター分割ボタン」を押すと、録音ファイルにチャプター情報が記録されます。
話者、話題が変わるタイミングでチャプター分割しておくことで、再生時に目的の部分の再生が簡単にできるようになります。
録音停止ボタンを押すことで、録音を停止します。
録音を停止すると次のような画面になります。
いろいろなボタンがありますが、「再生開始ボタン」を押すことで、先ほど録音した音声を再生することができます。
再生中に再生位置表示バーを動かすことで、任意の位置の再生が可能です。
チャプター表示エリアには、緑と青でチャプター分割された場所を表示します。
再生中に「チャプター分割ボタン」を押すと、新たにチャプター分割されます。
「チャプタースキップボタン」を押すことで、前後のチャプターにジャンプすることができます。
停止中に「チャプタースキップボタン」を押すと下図のように、「チャプター分割ボタン」の絵柄が変わり、「チャプター結合ボタン」に変わります。
チャプター分割を間違えた時は、このボタンを使ってください。
「再生チャプター選択ボタン」は、緑(奇数チャプター)、青(偶数チャプター)を選択します。
このボタンを押すと、緑、青、いずれかのチャプターのみ再生するようになります。
また、この状態で「選択チャプター書き出しボタン」を押すと、選択したチャプターのみの新しい録音ファイルが作られます。
ファイル名は元のファイル名に_exportを追加したものになります。
「録音ファイル名表示エリア」をタップすると、次のような録音ファイル一覧画面が表示されます。
ファイルを削除するには、ファイル選択後、画面上部の「削除ボタン」を押すか、または削除したいファイル名を左にスワイプして、右側に表示された削除ボタンを押してください。
ファイル名を変更したい時は、ファイルを選択後、画面上部の「タイトル変更」ボタンを押してください。
すると次の画像のようなダイアログが表示されるので、新しいタイトルを入力してください。
以前のファイル名を一部修正したい場合は、以前のファイル名がペーストボードにコピーされているので、入力エリアを長押しし、以前のファイル名をペーストした後、必要な修正を加えて「OK」ボタンを押してください。
最初の画面で、歯車の形をした「設定ボタン」を押すと、次のような設定画面になります。
ファイルの記録形式はAACとリニアPCMが選択可能です。
ファイルサイズはAACが1分あたり約500Kバイト、リニアPCMが約5.3Mバイトになるので、通常はAACを選択してください。
レコーダーの背景色は4種類から選択可能です。
下の4種類から、好みのものを選んでください。
Bluetooth機器が接続されていても再生は内蔵スピーカーが優先されます。
マイク内蔵Bluetoothスピーカ等を使用していてBluetooth機器から音を出したい場合は、[出力] [BT]を選択してください。
ALC応答時間はALC(自動録音レベルコントロール)の反応速度を設定します。
「クイック」のほうが音の大小に素早く追従しますが、音が不自然になる場合がありますので、録音ソースにより聞きやすいほうを選択してください。
[オプション購入ボタン]で長時間録音オプションの購入ができます。
ボタンを押してパスワードを入力すると下図のような問い合わせ画面が表示されます。
購入する場合は[購入する]ボタンを、購入しない場合は[キャンセル]ボタンを押してくだささい。
アプリを再インストールした場合や、iPhoneで購入してiPadにもインストールした場合は[復元]ボタンを押すことで、購入情報の復元が可能です。
購入が完了すると下図のように、最大録音時間という項目が表示されるようになります。
数字の部分をタップすると、下図のようなピッカーが表示されるので、好きな時間を設定してください。
録音したデータはiTunesを使用してパソコンに取り込むことができます。
iTunesで接続されたiPhoneを選択し、さらに[APP]を選択してください。
ファイル共有の下のApp一覧の中からe-Recorderを選択すると右側のウインドウにe-Recordeの書類が表示されます。
拡張子.cafのファイルが録音データなので、必要なものをパソコンにコピーしてください。
AACで保存してもファイルがcaf形式になります。外部に取り出すとQuickTimeが無いと再生出来ない??